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「夏が好きな理由」後半更新&完結


夏好きあげました。あとがきみたいなことを書いておこうと思います。

この小説は、2007年11月に書いたものを、少し読みやすく推敲したものです。
物語中と同じ季節に書いて12月頃に書き終わっているという…オツなことしてるじゃないか自分…(
大筋のあらすじはまったく変わっていませんし、当時の無知さをある程度カバーしたくらい、です。
実はサイトで公開していた時期もあるのですが、ご存知の方はきっと…いないだろうなあ…_(:3 」∠)_

朱夏は混沌を司り、それはつまり自分の好きなように暴れまわるということを意味します。
しかし彼女にも行動基準があり、一番優先すべきは「世界」そのものなわけです。
ですが今回、朱夏は、颯馬を助けたくて、自分が、世界が消えてもいいという決断をしてしまいます。
それは、世界の一端を担う存在としては不適合な思考。ある意味人間的。
颯馬がそういうふうに朱夏を変えてしまった。
そういうわけで、冬将軍が止めます。
自分の暴走を自覚していた朱夏も、それを受け入れます。
今の朱夏にとっては、颯馬>世界になっているのです。
颯馬が自然に亡くなるまでは、朱夏は彼を見守り続けてるかも。
…って感じです。伝わっている・・・・といいな・・・

ところでいろんな疑問がありますが、当時の私に変わって現在の私が推測とともに解説します。(??

0.加賀屋悠
誰だよ?って思ったかもしれませんが、1話の冒頭で颯馬と沖澤とあてられたあの子。
記憶が確かなら、あの子も颯馬の友達をやる予定でした。
が、沖澤の存在がでかくなってしまった&友達二人を個性持たせて描写するには短すぎたので、ただのクラスメイトに格下げされました。(
加賀谷颯馬と加賀屋悠、名字が似てる二人が友達ってアツイじゃないですか!?!!悠さよなら!!
今では颯馬のフルネームを教師に言わせるためだけにいるひと…

1.朱夏の口調
たぶんああいう口調のキャラがいなかったから欲しかった、くらいのノリで過去の私は作ったと思います。()
なんか達観してる感も出て一石二鳥。
ちなみに、これは名前のイメージが先行しているのですが、朱夏が中国の五行から名前が来ているので、中華なイメージになりました。
それに合わせて、冬将軍もカンフー服らしきものを着ています。

2.センターに臨む受験生の颯馬が塾に通ってないのはなんで?
声を大にして言いましょう。無知だったからです。
私は専門高校で推薦受験だったもので、センター試験を受けたことがないです。ちなみに塾に通ったこともないです。
進学校の友達もいません。いたところで「創作で使うから知りたい」などと聞けるコミュ力はなかったでしょうが。()
だから進学校の様子は、当時の私が想像で書いたもので…絶対こんな穏やかじゃないよね!!!
もっとピリピリしてるよね!!黒板に絵かいて遊んでるとかンなわけねえわ!!!(
ちなみにセンター試験周りの話は、現在の私がセンター試験についていろいろ調べて、今回付け加えたものです。間違いがあると思いますが、大目に…見てもらえると…(オイ
だから颯馬が塾に行かないのは、ちょっと不自然かなと思いつつ…きっと颯馬が頭よかったんです。(
あと塾に通ってたら、朱夏と邂逅させたところで、疲れてそうだし朱夏への対応が今より雑そう…

3.颯馬の医療系の大学とは?
なんかこう医師とかではなく、どちらかというと、その周辺、医療器具つくるとかそっち系のイメージ。
寸前まで進路決めてなかった学生が、いきなり医師目指すのはさすがにしんどそうだし、あんま颯馬に医師のイメージはない…

4.朱夏はいつ復活したの?
実は2月、立春、節分の日のイメージ。その時はまだ光冠はない。
朱夏が姿を持たない時期は長くないです。同じように、冬将軍が姿を消している時期も、おそらく7~8月くらいでしょう。

5.颯馬は朱夏と会うのは1年ぶり?
1月下旬にさっさと颯馬は引っ越したので、すれ違ったって形です。9話に書いてますけども。

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