wiki

Restructure(切れ端)

千年後設定

千年後設定(後で整理します)

・アテル=エンディル
ナシア=パントで倒れていたステラを介抱してくれた、ハリマ村の少年。
エメラルドグリーンの短髪。現実的で冷静。
セルクの転生体。もちろん記憶はないがやっぱりステラに一目惚れする。
母は大司教ナフラ。ミリエレーナは幼馴染。
「アテル」は混沌神語で「祝福する」の意味。アテルト=ステラのアテル。

・ミリエレーナ
ハリマ村の地主の娘。
薄いピンクのロングヘアー。ぼんやりしている天然ちゃん。
ミカユ転生体。やっぱり記憶はないがステラのことを気に入っている。
生まれつき少し体が弱く、昔から幼馴染のアテルが面倒を見ている。彼にとっては妹みたいな存在。

・ディアナフラ=エンディル
アテルト教団の現大司教。実際に教団を切り盛りしている人物。
エメラルドグリーンの髪、ワインレッドの瞳。
千年前に設立したアテルト教団、その祖であるエンディル家の直系。
代々、「先祖ルナとそっくりの少女」を探すように言われており、肖像画を指名手配として貼り出していた。彼女の代でやっと見つけた感じ。
「ディアナフラ」は混沌神語で「果てない祈り」の意味。ディアノスト(永久の栄光)のディア。
ディアは永遠・永久と言った概念の言葉で、訳は意訳と言ったところ。

・アテルト教団
千年前に設立した。開祖はサリカ=エンディル。グレイヴ教団が前身。
神が死んだことで世界は滅んだが、同じ形に復活させた救世主「神の子」の再臨を待つ信仰…だが緩めの宗教。(まったく信仰してないアテル君でも入れるレベル)
突拍子もない信仰について、初代大司教は「はは、だろうね。でも『アイツ』がわざわざそう言うってことは、本当のことだろうからさ」と語ったという。

・永久空位シャンティエ
アテルト教団の設立時からある階級。いわゆる教皇だが永久空位となっている。
大司教しかその存在は知らない。大司教の位に就いた時に初めて口伝で教わる内容。
そもそもアテルト教団大司教は、教団の運営というより、現世界における異分子である「彼」を保護・隠蔽するための役柄でもある。
「シャンティエ」は造語。混沌神語でざっくり意訳すると「下僕」。

小ネタ

タイトルの意味まとめ

【章タイトル】
 
1章「duplicate」
デュプリケート。そっくりなもの。「複写」という意味もある
 
2章「monophobia」
モノフォビア。孤独恐怖症。誰も私を見てくれない
 
3章「sister」
シスター。姉、妹、姉妹。すべての意味使ってる
 
4章「masquerade」
マスカレイド。仮面舞踏会。誰も真実を教えてくれない=仮面(拒否)
 
5章「nostalgia」
ノスタルジア。望郷。ノストさんの故郷&3年前のヒースがいた頃の回想、あと「nost」algia
 
5章37話~42話「Recurrence」
リカレンス。回想。
 
6章「fragment」
フラグメント。断章、未完成の。断章(=真実のさわり)しか教えていない
 
6章53話~55話「Ash」
アッシュ。灰。意識の消えたステラの体=燃えカス
 
7章「raison d’etre」
レーゾンデートル。存在理由。
 
7章61話「Memories」
メモリーズ。記憶。
 
8章「neoteny」
ネオテニー。幼態成熟。今の綺麗な心のまま成長してほしい
 
9章「homeostasis」
ホメオスタシス。生体恒常性。ステラがいないって現実を心の底から認めたら自分がどうかなってしまうのでボーっとすることで無意識にそれを回避してるノストのこと
 
9章71話~75話「Noesis」
ノエシス。自覚する前に動いている感情、くらいの意味で使ってる
 
10章「relic」
レリック。名残、残骸、残存種。神の軍=死者たちのこと、サリカとスロウの過去の残骸、ステラの作られた記憶の残骸
 
10章85話「アナクロノス」
アナクロニズム(=時代錯誤)の語源。ユニスをまねて精神を保ったサリカだけど、今はもう自分を持っている。それから昔はユニスが好きだったけど今は違う。だからもう”時代”が違う
 
10章91話「境界線上の子供」
人間と神子という境界線上に立つ子供(わざと事実から目を背けていた=物分りが悪い=子供)
 
11章「exodus」
エクソダス。脱出。神の庭からの脱出。
 
エピローグ「Restructure」
リストラクチャー。再構築。
 
エピローグ副題「Polaris」
ポラリス。一番明るい星…つまり北極星。
 
 
 
 
【番外編タイトル】
スロウ過去編「deja vu」
デジャヴュ。既視感。アグナスは初対面のはずなのに殺すべきだと感じた
 
スロウ過去編:副題「Qualia」
クオリア。彼を構成する感覚・記憶、くらいの意味で使ってる。本編81、84話と繋がる
 
サリカ過去編「jamais vu」
ジャメヴュ。未視感。デジャヴュの反対、見慣れた物を初見だと感じる=死ぬと思わなかったユニスが死の淵にいる非現実感
 
サリカ過去編:副題「Aporia」
アポリア。道がないこと。ユニスの影を追う道しかない。本編82、85話と繋がる
 
サリルナ出会い話「rapport」
ラポール。信頼。
 
サリルナ出会い話:副題「Trance」
トランス。瞑想状態。本当のサリカは意識下(=瞑想)にいて出てこない、だから今のサリカは瞑想状態みたいな意味合い
 
アルトミセア過去編「deus ex machina」
デウス・エクス・マキナ。機械仕掛けの神。物語展開のことでもあり、文字通り神の性格を表したものでもある。
 
アルトミセア過去編:副題「AgnusDei」
アニュス・デイ。神の子羊。大タイトルが神を指すのに対し、こちらはアルトミセアを指す。神の人形という意味合い
 
ブリジッテ過去編「cathexis」
カセクシス。愛着、執着。
 
本編後日談「reincarnate」
リンカーネイト。輪廻。
 
ヒーエリ過去編続き「refrain」
リフレイン。繰り返し。エリナがヒースのこと覚えてた回。
 
ラヴァン小話「lacrimosa」
ラクリモーサ。涙の日。まんまかな。