遥と愛美は、とても動かしやすい・喋らせやすいので気をつけています。好き勝手喋るので、言葉を削ることが多い。本編に出てないけど、どこいこのジェスもこの部類。
特に遥は、歌手・社長名代・当主名代とかいうトリプルステータスで強すぎるので、いろいろ塩梅を気をつけています。(それでも強い)
もっと喋らせたいんだけどな~!
大人で子供な中学3年生
第21話「子供と大人」が表に出せたので、やっとこの話ができる。
自分が大人になったせいか、「子供(未成年)は大人が守るもの」って意識が節々で表れる作品が好きです。ぱっと思いつくのは、呪術…とか。
現代社会が舞台なら、そう思うのが普通でしょう。
そういうわけで、いつ君もその意識のつもりです。
メイン三人は未成年で、あとの四人はみんな成人済みなんですね。
大人じゃないと見えない視点から、三人を見守っている。
例えば、5年前の話。三人は知らないが、他の皆は、程度の差はあれど知っている。未成年と大人で、明確に情報の差がある。
子供は知らなくて良いと思っているから、進んで伝えようとしない。
そういうわけで、暁斗も涼也を子供だと思っている。
でも、涼也はもう自分は大人だと思っている。
作者は、中学校に教育実習に行ったことがあります。
5月に中学1年生を担当したのですが、少し前まで小6だった彼らはまだ小柄で、ぶかぶかの制服を着て、甲高い声でずっと喋って、本当に教室が騒がしい。
それに比べ、3年生の別物感たるや。
背も高くて、体も大きくて、何より落ち着きがある。小学生に毛が生えたようなあの彼らが、あと2年でこんなふうになるなんて信じられない。3年生は大人だった。
でも話すと、見識の狭さというか、世界が小さい感じがあって、やっぱり子供だなあって感じて、不思議な年齢だなと思いました。
たぶん、未佳たちもそんな感じ。
余談。
未佳、涼也、叶が通う唯ヶ丘中学校は、給食が出ます。
給食って凄い映えないし、プリキュアですら給食ではないので、弁当にするか結構悩んだのですが。
(その方が使える舞台が増えるし…授業風景ばっかりで、ネタ切れ感がすごい!)
「給食が出ない学校」が、前述のような意識(あるいは自分の信念)に反するので、給食にしました。給食ネタもできたから良しとする。
※調べると、「給食が出ない中学校」自体は存在する。でも…子供には、温かいご飯食べて、幸せに成長してほしいじゃん…!?という作者の信念