♪ 種族 ♪
 ::人間::
 今や世界の8割近くの人口を誇る種族。
 いくつかの種族の中でも最も脆弱な種族ではあるが、数々の兵器を生み出すことで他の種族を圧倒するようになった。


 ::エルフ族::
 イレーシオン大陸では、主にセルシラグ聖国に住まう種族。尖った耳が特徴。長命。
 森の奥深くに住まい、外との接触を嫌う。精霊に祈り、彼らで侵入者を撃退する。成人になると成長がゆっくりになる。


 ::魔族::
 戦闘能力の高い種族。褐色の肌と尖った耳が特徴。
 昔、人間と対立したことがあったが、現在では人口がかなり減少しており、消息不明となっている。


 ::神獣::
 世界に五体のみ存在する、不死の獣。神から遣わされたものとして、敬意を込めて「神獣」と呼ぶ。
 〈金虎〉ルーディン、〈銀狼〉ジルヴィーン、〈翠龍〉ウィジアン、〈燈鳥〉ラースン、〈蒼馬〉オストヴァンが伝えられている。


 ::クランネ::
 昔、フォースと呼ばれていた種族。外見は人間と同じ。
 地水火風、それぞれ一つの理を自在に操る力を先天的に備え持つ。人口は減ったが、グラン共和国に多く住まう。


 ::イーゲルセーマ族::
 膨大な潜在魔力を持つ故に、別名で「魔王の忌み子」と呼ばれる種族。肌と髪の色が薄いのが特徴。通称・セーマ族。
 太陽の恩恵を受けない地底に住んでいたとされる。魔術を操り、強力な力を得ていた。すでに絶えた種族。


 ::妖精::
 成人した人間の手のひらサイズの身長と、背中から生えた透明な羽が特徴的な小人種族。
 エルフよりもずっと長命。他種族とは違い、純粋な聖力しか持たず、「聖王の落とし子」と呼ばれる。生殖器官を持たないので、現在はすでに絶えたと認識されている。